最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学


情報番組だと思わず、ビートたけしがゲストを弄り倒すバラエティだと思えば楽だお(ぇ


今週は抗リン脂質抗体症候群COPDからくる肺炎。


抗リン脂質抗体症候群は坑リン脂質抗体というものが体内で暴走することで全身で血栓を作り出し、様々な血管を詰まらせる病気だ。この病気は膠原病の一種らしい。詳しい発症原因は分かっていないが、女性のほうが多く発症するとか。この病気にかかると血栓で血管が詰まるという事態が起こるようになる。ひどい場合は脳や心臓の血管が詰まり、脳梗塞心筋梗塞などで命を落とすことさえあるらしい。日ごろの不摂生などによる中性脂肪コレステロールの採り過ぎなんかもこの病気を誘発する要因になる可能性があるため、注意が必要だ。


肺炎はもう説明する必要がないくらいに有名な病気だ。しかし、肺炎だけで死ぬことはあまりないようで、何らかの基礎疾患と合併することで死亡してしまうことが多いという。その基礎疾患の中でも最大の要因となっているのがCOPDだ。

喫煙すると真っ先にダメージがいくのが肺だ。肺がダメージを受け過ぎるとCOPDを発症し、肺機能が恐ろしく低下した状態になる。そこに肺炎が重なった場合、もともとCOPDで低下している肺機能がさらに低下し、呼吸困難になることは必至なのだ。

肺炎で死なないためには、まず基礎疾患を治療、もしくはその原因を作らないことが先決だ。つまり、最大の要因であるCOPDにならないようにするためには禁煙、もしくは受動喫煙となる環境に長くとどまらないことが必要だ。


つくづくタバコって「百害あって一利なし」だなぁ、と思うよ。