世界禁煙デーと禁煙週間


今日は世界禁煙デー。禁煙、そして喫煙について考える日です。

自分は受動喫煙以外では喫煙してません。自分のような嫌煙家としては受動喫煙で受ける被害はバカにならないものがあるからなぁ。受動喫煙によって……

  • 煙が目にしみて涙が止まらない
  • 煙たくて咳が止まらない
  • 集中力が下がる
  • 頭痛がする
  • 吐き気を催す


こんなような症状が出るんだよ。上に書いたものほど出やすい。集中力が下がるあたりまではよく出る症状だ。特にこれ、ゲーセンなんかだと致命的だ。ギタドラなんかはものすごく集中力を使う。そんな状況で集中力を下げられると終わる。涙が止まらないと譜面が見えない。咳が止まらないと譜面を見るのに集中できない。日常生活でも同じことだ。涙が止まらないと前が見づらい。咳が止まらないとどうしても立ち止まる。

これを機に喫煙マナーとかそういうものを本気で考えてもらいたいと思うんだ。ハッキリ言うと、歩きタバコをするということは毒を燃料にするたいまつを振り回しながら歩いているのと同じことだ。それがどれだけ危険な行為であるかということを考えてもらいたい。

タバコは広範囲に拡散する依存性の毒であり、凶器でもある。そして、本人が吸う主流煙よりもその周囲に撒き散らされる副流煙のほうが毒性が高いということはもう分かり切っていること。間違った吸い方をすれば他人の寿命を縮め、他人の未来を奪うことになる。だから、喫煙時に「自分さえよければそれでいい」なんて考え方は絶対に持ってもらいたくない。自分が毒を撒き散らしているという認識がないことはそれだけで危険だ。この毒により、COPDなどの重篤な病を発症したというケースもある。

日本は世界の中でもタバコの害に対する認識や規制が世界の中でもとりわけ甘い国とされている。つまり、煙害というものがそれほど重視されておらず、そういったものを規制する手段に欠けるため、問題の根本的解決が難しい。一応嫌煙権なんていう権利があるんだけど、これを主張しても大抵受け入れられないんだよなぁ。一人一人がそういう認識を持っていかないとダメだと思うんだ。

余談だが、JTのCMで「これだけの人がマナーを見直しました」という文句にものすごく腹が立つ。なんか「喫煙者がこれだけマナー改善したんだから誉めろ!」ってな感じでさ。非喫煙者、とりわけ嫌煙家としてはそんなものはただの自惚れにしか思えないわけなんだよ。その程度で改善とか言ってもらっちゃ困るんだよ。大体、そんな改善したということをあれだけ大々的にアピールする必要あるのか? マナーを無視するほうがおかしいんだから、マナー改善なんて誉めることじゃない。当たり前のことなんだからできて当然というのが嫌煙家の見解だ。この文句以外にもJTのCMって大体非喫煙者に対するマナー改善アピールや社会貢献アピールなんかをしてくるんだよなぁ。そんなものをする暇があるならタバコの危険性について警鐘を鳴らすとか、マナーを守らないことで発生する被害とかを言うべきだと思う。毒を扱うのだから、それ相応のことはやってもらいたい。

あれ? いつの間にかJT批判になってるなぁ。ま、まあとにかく、今自分の喫煙マナーについていろいろ考えてみようぜってことさ。