郵政民営化


結構毒あり。

最悪の事態勃発。ついに民営化執行部が“先走りによる見切り発車”に踏み切った。ここからコイズミ氏は何があろうと絶対に今月中に提出する意向を崩さないと断言した。

反対派の主張を一方的に黙殺し、問題点の修正要求に耳を貸さないまま暴走する民営化。その過程で、中途半端な妥協をして法案を改悪し、そのツケを国民に払わせ、国のケツを国民に拭かせようとしてるようにしか見えない。

はっきり言っておく。国民は国のケツを拭く紙ではない。自分のケツくらい自分で拭けと言いたい。今まで、何度となく国の不摂生のツケを払わされ、ケツを拭かされてきた。これ以上国のケツは拭きたくないのが国民感情と思う。今の民営化法案がそのまま通れば、拭かなければならなくなるケツがいくつも並ぶことが容易に想像がつく。過疎地のことだけを見ても、採算の不釣り合いの分のケツは確実に拭かされる。そして、切り捨てられない枷をつけられ、それを半永久的に背負わされるのだ。国民にとっては、これは国のケツ拭き以外の何物でもない。

というより、民営化のメリットが見えてこないのだ。デメリットしか思い浮かばない。私としては反対派が全力で民営化法案を国民に害のない形に修正・もしくは廃案にしてくれることを願うばかりだ。

反対派というブレーキを破壊するかのごとくアクセル全開で暴走に及ぶ民営化執行部。大事故を起こし、国民が壮大なケツ拭きをさせられるのも時間の問題だろう。もはや、これ以上小泉内閣に日本を任せるのは限界だ。国民はとっくに限界を超えている。日中関係の悪化も限界に近い。限界だらけだ。

暴動が起き、永田町が火の海になる……そんな地獄絵図が巻き起こるのが、冗談ではなくなってくるような気がしてならない。


この世で一番不要なのは、小賢しくも己の欲望を満たさんがために無駄を作り惰眠を貪り、寄生虫のようにへばりつく老人達なのではないかと思う。そんな連中を一人残らず永田町からつまみ出せば日本も少しは変わるかもしれない。私の愛読書・マーフィーの人間哲学にも「議員の少なすぎる国はない」という言葉がある。今の国会から100人くらいいなくなっても多分困らないはずだ。

無駄を切り捨てる。どんなものであろうと正常な運営を行うには当然の措置だ。国民にだけ痛みを強いり、政治家達だけが無駄を作り、不正を働き私腹を肥やす。これが許されるはずがない。そんな政治家は今すぐに無駄を作るのをやめろ。無駄をやめることができなければ政治家を辞めろ。国民の代表として選ばれたなら、代表らしくしろ。国民は、政治家に惰眠を貪ることを許すために一票を投じたわけじゃないんだぞ。

これ以上、国民を食い物にすることは絶対避けてもらいたいと思う。これ以上勝手な振る舞いをすれば、国民から抗議が殺到する。最悪暴動が起きるぞ。