最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学


今週は異型狭心症と尋常性天疱瘡。

異型狭心症狭心症の一種で、心臓の血管が収縮することによって狭心症の症状が出る病気だ。この病気の厄介なところは症状が出てもすぐに治まってしまい、病気であることに気付かない点、そして、血液検査等では発見できない点だ。これの発症原因は、人間の性格にあるという。“タイプA”と呼ばれる性格をして人間がこれを発生しやすいらしい。せっかちで負けず嫌いな性格の人間ほど異型狭心症にかかりやすい。心にゆとりを持つことが予防策なのだそうだ。

尋常性天疱瘡は、何らかの原因で免疫機能に異常をきたす病気で、口から始まりやがて全身にただれができるようになり、重症化すると死に至る病気だ初期症状として口には口内炎のようなものができるが、普通の口内炎(アフタ性口内炎)と違い患部が盛り上がっていることが最大の違いだ(普通の口内炎は患部がへこんでいる)。これができたり治ったりを繰り返し、食道がただれることで食欲が減退し、食道の粘膜(再現映像を見た時はエイリアンを吐いてると思った)を吐くに至り、やがて全身にただれが広がる。口の中にできる口内炎らしきもの(帯状疱疹、尋常性天疱瘡、アフタ性口内炎、舌ガン)の違いを知っておくことが重要なんだとか。とりあえず、アフタ性口内炎については普通にできるものらしいので心配はいらないらしい。違いを示しておく。


1.帯状疱疹
小さいブツブツしたできものがいくつも集まっている。再発性はあるが症状はそれほど重くならない。

2.尋常性天疱瘡
患部が盛り上がっており、5mm以上に成長。つぶれたりめくれたりする。口内炎同様しみる感覚や痛みがある。できたり治ったりを繰り返す。

3.アフタ性口内炎
通常2〜3mm程度。患部はへこんでいる。しみる感覚や痛みがある。

4.舌ガン
舌にできる。痛みはほとんどなく、触るとしこりを感じる。いつまでも消えない。