アイコン

一騎当千の孫権仲謀、今度はパイロット版です。
今までのパイロットアイコンと大幅に出来が違っています。ちょっと……いや、かなり方法を変えています。
ざっくり……とはいかないので画像交えて説明かけていきたいと思います。
結論から言っちゃうと一般的なＣＧ圧縮形式のアイコン描画にしただけなんですが。

まずは紙に下書きを起こすところから。下書き自体はほとんど変更はありません。
今までの場合はこのまま２階調化して最初からトリミングするところです。

２階調化してから主線を最低限の太さで拾い出して線画にしたものです。
今まで主線ごんぶとのままやってましたから、印象としては相当すっきりした印象になります。
下書きと比較して縦長だったところを修正してパーツ位置を調整しています。

ベタ塗りまでやったものがこれです。
首から下は明らかに使わないので塗ってすらいませんが、頭全体は雰囲気掴むために塗っています。

目以外を塗った状態です。
トリミングで外すと思われる部分もきっちり塗ってあります。

目を塗ってトリミングと圧縮前のＣＧはこれで完成です。
この状態ではちゃんと孫権仲謀と認識できると思います。圧縮前でちゃんとそう見えていないと厳しい部分があると思うのです。
で、ここからトリミングしていきます。

今回はこんな感じでトリミングしました。
耳の勾玉まで入れようとすると明らかな引き構図になってしまうので、今回は断念してここで切っています。

縮小して完成です。まぁ、一応孫権仲謀と言えなくもないといったところでしょうか。
今回なぜこういったものをブログに載せたかということなのですが、この孫権仲謀、一応次非登録式に投稿する予定でいます。そこで、画風が大幅に変わってしまっていることで、私が描いたことが証明できるようにするという意味でこのようにしました。ですので、「本当にあいつが描いたのか？」と疑問を持たれた方はこの記事を見ていただければな、と思います。

これを描き上げるのに要した時間は総勢約３時間。今までの書き方で４０分程度ですので、約４倍以上は時間かかっていることになります。塗りにかかっている時間は大して変わらないのですが、線画を起こすのに大幅に時間を費やすことになりました。

でも、孫権仲謀はどう考えてもＳＲＣじゃ限りなく案山子に近い何かにしかならないと思うんですよね。戦闘描写皆無、守られてばっかり、不思議な力はあっても戦闘に活かす術がない、挙句の果てには簡単に捕まって吊るされる。データ化の話も一切上がってこないですからね。原作もまだ完結してませんし。