最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学


花粉症特集。

花粉症から来る気管支喘息、花粉によるアナフィラキシーショック、花粉症と間違えることがある上顎洞ガン。


気管支喘息は、花粉によるアレルギー反応が気管支に起こることで発症する。鼻で息をするのが難しくなると、口で息をするようになる。口から気管支に花粉が入り込んでアレルギーを起こし、気管支が収縮することで喘息の症状が出る。花粉症のクラス(0〜6まである)が高いほどこれを発症しやすいと言われている。


花粉によるアナフィラキシーショックは、特定の花粉によるアレルギーが強く出ることによって起こるもの。世間一般によく知られているスギ花粉は、アナフィラキシーショックを起こす可能性はほぼないらしいが、キク科の植物、イネ科の植物の花粉などがアナフィラキシーショックを起こす危険があるという。そういったアレルギーを持つ人は、身近にそういった植物を置かないようにすることが重要だという。


上顎洞ガンは、副鼻腔にある上顎洞にできるガンのこと。このガンは、何もない空間で成長するのである程度成長しないと症状が出ない。このガンと花粉症の最大の違いは、花粉症が両方の鼻が詰まるのに対して片方だけが詰まること。花粉症は透明でさらっとした水のような鼻水が大量に出ることに対して黄色っぽく粘ついた鼻水が出ること。花粉症の時期に重なると花粉症と間違えやすい。


花粉症から喘息はあるとうすうす思っていたが、まさか花粉でアナフィラキシーショックを起こすとは思いもしなかった。今年はありえない量のスギ花粉が飛ぶという。花粉が飛ばないスギが開発されたというが、今あるスギが全部それに変わるまで、花粉症持ちの人々はこの苦しみに耐えなければならない。

…正直な話、表にも出たくないんよね。花粉症の時期は。